時間ですよ(パート3) 1973.2.14 〜1973.9.5 
水曜日21:00-21:54 30回放送

1965年に『東芝日曜劇場』の単発で放送された『時間ですよ』、1970.2.4、水曜PM9:30よりはれて 連続ドラマとしてスタートした、そして今回紹介するのはそのパート3、1973.2.14〜9.5まで(第66話から) の全30話を紹介してみたいと思っている、パート1からパート3まで五反田にある公衆浴場「松の湯」を舞台 に家族構成は変わらず(嫁役の芙美はパート1の7話までは大空真弓が演じていたが出産の為以後松原智恵子 に変更している)その他のキャストの変更は少しずつはあるが流れは1から3までは同じ感じで観られるホーム ドラマである、またパートごとに区切りが付いてる為パート3からの紹介でも問題ないだろう、ご覧になられる 同期諸君も馴染みがあるメンバーで楽しめると思うがまたチャンスがあればパート1、2も紹介したいと思う。 そうパート2ではニ階のまりちゃん役で天地真理が(デビュー作)出演してる、ギターを持って「恋は水色(森山良 子の歌)」を歌ってるまりちゃんが目に浮かんできますね〜!、でも実はパート1に出演の川口晶が降りるため、 その役のオーディションに応募したが可愛すぎて落選、西真澄にその座を取られてしまったと言う逸話があるのだ、 審査員のひとりの森光子が捨てがたいと言う事で新たな役が設けられたそうだ、一方当選した西真澄はめでたく 「トリオ・ザ・セント(銭湯)」(ほかに堺正章、悠木千帆)の仲間入りしスターの座を約束されたはずだったの だがあまりにも庶民的(可愛くない)過ぎて挿入歌まで出したのに(たしか「ひとりごと」という題名)さっぱり 売れなかったのだ(私は買ったが)、この教訓を生かしパート3では浅田美代子を抜擢して「赤い風船」も売れて (この際歌唱力の話はしない)、『時間ですよ』の黄金期となったのです。 その絶好調の天地真理や初々しい浅田美代子の演技や歌等も見ものだ、私事ではあるが当時浅田美代子の大ファン だったので今見てもあの頃の美代子はとても可愛く感じられるそのあたりも是非ご覧になって頂ければと思う (ちなみに今の美代子には興味ありません)、また真理ちゃんファンも必見ですぞ!、研ナオコも出演してるが現在 の顔と是非比べてみてびっくりして下さい。 それに加え、じゃりパゲ朝太郎こと左 とん平、由利徹、総理役の豊島泰三(当時の総理田中角栄に似ていた為) 浜さんの片思い相手の蒲田さんことかまやつひろし、そして、飲み屋の女将お涼さん役の篠ヒロコ(若くて綺麗) 謎の男風間さん役の藤竜也、あの頃は大人になったらおかめ(飲み屋の名前)みたいな所で仲間と飲むのが夢だっ たくらいにほのぼのとした空間に感じられたのだ、今だったらやっぱ「ポエム」かな〜?飲み仲間はイイ奴ばっ かでマスターも最高!これで色気があったらな〜。
さあ、役者がそろった所で『時間ですよ』第66話のスタートです、せーの
「おかみさーん!時間ですよー!」   
森光子(まつ)
船越英二(祥造)
松原智恵子(芙美)
松山英太郎(一郎)
堺正章(健)
悠木千帆[樹木希林](浜子)
浅田美代子(ミヨ子)
天地真理(マリ)
江戸家猫八(徳一)
由利徹(平さん)
左とん平(浅太郎)
研ナオコ(さゆり)
藤竜也(風間)
篠ヒロコ(お涼)